診療科案内

ホーム > 診療案内 > 診療科紹介 > 消化器内科

消化器内科

  • 診療科案内
  • 外来担当表
  • スタッフ紹介

〜消化器内科〜 科の概要

 消化器とはいわゆる食事を食べた後、消化・吸収、貯蔵を担う大切な臓器の扱う科となります。人は食べることによってエネルギーを得て生活することができるため、食べられない消化器疾患はまさにさまざまな症状を起こし、日常生活が非常に困難となります。 そのような症状に対して正確かつ迅速な診断と治療を当科では心がけています。
 当院の消化器内科医師スタッフは7名常勤しており、いずれも消化器全般を精通しており、専門性の高い診断・治療、また内視鏡診断・治療を日々行っており、地域医療への貢献としております。

〜扱う主な消化器疾患〜

消化管(食道・胃・十二指腸・小腸・大腸)と肝胆膵疾患(肝臓・胆嚢・膵臓)の良性・悪性疾患を幅広く対象として、診断・治療を行っています。

診療内容

消化管は主に、上部消化管疾患と下部消化管疾患で分けることがありますが、上部消化管疾患では食道・胃・十二指腸の疾患が挙げられ、良性疾患では食道潰瘍・胃十二指腸潰瘍、胃炎、食道アカラシア、機能性ディスペプシアなどの診断・治療を行っております。また、ここ数年ではよく言われている逆流性食道炎の診断・治療、ヘリコバクターピロリ感染に対する除菌療法も積極的に行っております。 また、吐血・下血など緊急を要する出血性胃・十二指腸潰瘍二対しては、循環動態を落ち着かせた上で、緊急で内視鏡止血術も行っております。また腸閉塞(イレウス)に対しては血流障害のない(絞扼性イレウス)ことを画像診断で速やかに的確に判断したうえで、経鼻内視鏡を使用して、速やかにイレウス管を挿入し、負担のないよう治療しております。
下部消化管疾患では良性疾患では感染性腸炎、虚血性腸炎、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病、腸管ベーチェット病)、直腸潰瘍に対して内視鏡診断・治療を行っており、特に炎症性腸疾患に対しては5ASA製剤・ステロイド療法・免 疫抑制療法・血液吸着療法(G-CAP、L-CAP)、生物学的製剤(IFXなど)を用いてガイドラインにのっとって積極的に緩解導入を目指して治療しています。 
小腸に関しては、以前は闇の臓器と言われておりましたが、当院ではシングルバルーン小腸内視鏡を用いて、小腸の観察まで可能となっております(また、他院での挿入困難にて盲腸到達困難な症例(腫瘍狭窄をのぞいて)でもシングルバルーン小腸内視鏡を用いる事で100%の盲腸到達率となっております) 
上部・下部消化管の悪性の疾患に関しては食道癌・胃癌・大腸癌に対して治療を行っております。拡大内視鏡、超音波内視鏡(EUS)を使用して、正確な内視鏡診断(範囲診断・深達度診断)を行ったうえで、いずれの臓器(食道・胃・十二指腸・大腸)でも早期癌(粘膜癌、粘膜下層浅部浸潤(各臓器で深達度の適応は異なりますが)であれば内視鏡治療(内視鏡的粘膜切除術:EMR、内視鏡的粘膜下層剥離術:ESD)を積極的に行っております。進行癌であれば当院外科(消化器センターとして)と連携の上で外科的切除術を、さらに進んだ進行癌で外科的治療の適応がない場合にはガイドラインに沿った標準的化学療法(分子標的薬剤の併用)を行っております。また当院緩和科とも連携しておりますので、治療が困難となった場合には患者様とご家族とご相談のうえで緩和科への移行もスムーズに行っております。 
肝胆膵疾患では良性疾患では肝炎(急性・慢性:B型、C型、自己免疫性(AIH))、脂肪肝、肝硬変(B型・C型・原発性胆汁性(PBC))では内科的治療を行っています。(肝臓専門医も2人常勤しており、C型肝炎に関しては近年インターフェロンを使用しない経口新薬も導入しております。)また、門脈圧亢進症(食道・胃静脈瘤)に際しては食道静脈瘤硬化療法(EIS)・食道静脈瘤結紮術(EVL)を行い、予防的・緊急止血治療を行っております。総胆管結石、急性胆管炎、胆石胆嚢炎などに対して画像診断の上で内科的治療を行い、適応があれば内視鏡治療も積極的に行っています。特に胆管炎(急性閉そく性胆管炎:AOSC)などは治療が遅れると、敗血症・ショック状態となり生命に関わるため緊急で内視鏡治療を行っております。また、急性膵炎、慢性膵炎に関しても入院・外来で加療を行っております。 特に膵炎は命にかかわる危険な病態であり、最速の診断治療が重要であり、膵炎ガイドラインにのっとって、適切な加療を行うことで多くの患者様が経過良好で退院されております。 
悪性疾患であれば、肝細胞癌、胆管細胞癌、転移性肝癌、胆管癌、胆嚢癌、膵癌などが挙げられます。肝細胞癌であれば、血管塞栓術(TACE)による治療も検討します。胆管癌、胆嚢癌、膵癌に関してはCT、MRIの画像診断の加えて、超音波内視鏡で精査を行い、膵腫瘍に関しては更に超音波内視鏡下穿刺吸引術(EUS-FNA)を行い、確実な組織診断を行うようにしています。精査のうえで、手術適応であれば当院外科(消化器病センターとして)と連携の上で外科的切除術を、さらに進んだ進行癌で外科的治療の適応がない場合にはガイドラインに沿った標準的化学療法を行っております。また、当院緩和科とも連携しており、同様に治療が困難となった場合には患者様とご家族とご相談のうえで緩和科への移行もスムーズに行っております。 

当院での内視鏡室

当院では内視鏡室は3部屋、また透視下内視鏡室は1部屋にて検査・治療を行っております。当科では全例血圧・脈拍・酸素飽和度のモニターリングを行い、安全で楽な内視鏡を提供しております。それでも内視鏡はつらい、苦しいと行ったイメージをお持ちの患者様も多いかと思います。当科では安全で楽な内視鏡をモットーとし、患者様の希望に応じて、負担の少ない経鼻内視鏡を使用したり、また鎮静剤(Sedation)を用いて眠っている間に負担なく検査を行っております。鎮静剤に関しては下部消化管内視鏡(大腸カメラ)でも同様で、必要に応じて鎮静剤および鎮痛剤を使用して、痛くないよう負担がないように検査を行っております。また当科は軸保持短縮法をモットーとして、鎮静剤を使用しない場合でも負担がないよう挿入することを心がけ、また病変を見落とさないよう丁寧・安全な観察を行います。

上部消化管内視鏡検査(食道胃十二指腸カメラ)

*経鼻上部消化管内視鏡
当院では月曜日〜土曜日毎日午前に当科スタッフで内視鏡を担当しております。また負担の少ない経鼻内視鏡も導入しております。

下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)

月曜日〜金曜日の毎日午後に当科スタッフで内視鏡を担当しております。

腹部超音波検査

外来・病棟で肝・胆・膵・脾・腎疾患の有無を精査します。

胃瘻造設術・交換

脳血管疾患、嚥下障害で食事を摂取する事ができない高齢の方に栄養のためのチューブを胃から直接挿入する方法です。当科では経鼻内視鏡下で安全に造設、交換を行っております。

超音波内視鏡検査(EUS)
超音波内視鏡下穿刺術(EUS-FNA)

胆膵疾患の診断を確定するため、また診断困難な際には上記検査で精査を行い、膵腫瘍に対してはFNAも行い、組織学的確定診断を行います。

内視鏡的粘膜切除術(EMR)
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)

当科では食道・胃・大腸において拡大内視鏡で診断の上で早期癌(大腸は腺腫も)に対してEMR・ESDで安全かつ積極的治療を行っております。

食道胃静脈瘤硬化療法(EIS)
食道静脈瘤結紮術(EVL)

食道静脈瘤の破裂の可能性が高い場合は予防的に、また破裂症例では緊急で治療を行っております。

内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査(ERCP)
内視鏡的乳頭切開術(EST)
内視鏡的胆道ドレナージ術(EBD)
ステント留置術

急性胆管炎・腫瘍性の閉塞性黄疸に対して上記内視鏡治療を行っております。

内視鏡的ステント挿入術

食道・胃・十二指腸・大腸の悪性腫瘍の狭窄に対してステント挿入術を行っております。

経皮経肝的胆道造影検査(PTC)

*腹部血管造影検査(経カテーテル的肝動脈塞栓術(TACE)) 経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)

診療実績

消化管内視鏡検査数

上部消化管内視鏡検査
3,665件
下部消化管内視鏡検査
1,456件
内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査(ERCP)
177件
超音波内視鏡検査(EUS) 
26件
シングルバルーン小腸内視鏡 
18件

内視鏡治療件数(2015年1月〜12月)

胃瘻造設術
16件
胃瘻交換
28件
食道胃静脈瘤硬化療法(EIS)/ 結紮術(EVL)
4件
内視鏡的粘膜切除術(EMR)
721件
 (胃EMR)
5件
 (大腸EMR)
716件
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
34件
 (食道・胃ESD)
18件
 (大腸ESD)
16件

症例

症例1:83歳 男性:早期胃癌症例:体上部小弯13mm大0-IIc病変
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を施行。病理組織より完全治癒切除を得て、外来フォロー中

症例2:65歳 女性 早期大腸癌症例:40mm,LST-NG病変に対して内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)に一括切除

症例3:85歳 男性:総胆管結石、急性胆管炎に対してERCP、ESTにて排石術施行例。術後経過良好にて退院となる。

  • 診療科案内
  • 外来担当表
  • スタッフ紹介
診療科案内

外来のご案内

入院のご案内

お見舞いのご案内

診療科案内 電話:03-3383-1281 〒166-0012 東京都杉並区和田2-25-1<交通アクセス>

このページのトップへ

日本医療機能評価機構 認定第GB331号
CUDマーク
女性活躍推進法